第1案　補強鉄筋工法

第2案　アンカー工法

断面図

工事概要

　のり面に想定されるすべり変動を補強鉄筋工法によって抑止する。頭部連結および法面保護を目的とした現場吹付法枠工ワクコウ＋厚層基材キザイ吹付工を施工することで斜面の安定化を図る工法である。
（削孔径φ65mm，N=11段配置，クレーン式ドリル施工）

　のり面に想定されるすべり変動をアンカー工法によって抑止する。頭部連結および法面保護を目的とした現場吹付法枠工ワクコウ＋厚層基材キザイ吹付工を施工することで斜面の安定化を図る工法である。
（削孔径φ90mm，N=6段配置ハイチ，ロータリーパーカッションスキッド型施工セコウ）

特　長

長　　　所

短　　　所

長　　　所

短　　　所

・崩壊防止工法としての施工実績は多い。
・のり面を急勾配で造形するため、本計画への移行計画がなじみやすい。
・グリーンパネルは撤去が楽である。

・補強ホキョウ部以外ののり面も1:0.5と急であり、仮設期間が長いことから豪雨時ジなどに表層の若干の不安定テイが残る。
・補強鉄筋工の本数が多く、工期が長い。
・経済性で著しく劣る。

・崩壊ホウカイ防止工法としての施工実績は多い。
・のり面を急勾配で造形するため、本計画への移行計画がなじみやすい。
・吹付枠ワク工でのり面を固カタめるため、表層崩壊も発生しにくい。

・現場ゲンバ吹付法枠ワクの施工となるため、景観にやや劣る。
・本対策時に撤去テッキョがしづらい。
・経済性で劣る。

概算工費

第1案アン　補強鉄筋工法　概算工事費

施工延長L=10.0m当たり

第2案アン　アンカー工法　概算工事費

施工延長L=10.0m当たり

工種

規格

単位

数量

単価（千円）

金額（千円）

摘要

工種

規格

単位

数量

単価（千円）

金額（千円）

摘要

鉄筋挿入工

市場単価方式

4,576,523

アンカー工

4,613,041

現場条件Ⅰ

476.7

4,200

2,002,001

削孔工(崩積土)

φ90

70.6

655,948

ネジ節異形棒鋼

SD345、D25

式

1.0

1,914,561

削孔工(軟岩)

φ90

134.9

1,555,280

注入材料

補正係数 0.4

m^3

2.214

28,550

63,209

アンカー加工・組立、挿入工

400kN未満

本

30.0

57,210

頭部処理材料

組

91.7

6,510

596,752

注入打設工(崩積土)

φ90

m^3

1.4

67,569

諸雑費

式

1.0

注入打設工(軟岩)

φ90

m^3

2.7

129,209

のり面工

市場単価方式

2,271,500

緊張・定着・頭部処理工

400kN未満

箇所

30.0

242,310

吹付枠工

300×300

192.5

11,800

2,271,500

材料費

F40UA

本

30.0

1,905,515

工事費計

式

1.0

6,848,023

のり面工

市場単価方式

1,923,370

吹付枠工

400×400

100.7

19,100.0

1,923,370

維持管理工コウ

1,864,254

リフトオフ試験工

400kN未満

本

5.0

121,800.0

608,754

本数5本(延長10m)、実施回数1回

再緊張定着工

400kN未満

本

30.0

41,850.0

1,255,500

実施率100%, 実施回数1回

合　計

6,536,411

維持管理カンリ費込み合　計

8,400,665

評　価

安全性

施工性

経済性

景観

安全性

施工性

経済性

景観

○

△

建設費のみ

△

○

△

建設費のみ

○

建設維持費ヒ

○

建設維持費ヒ

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